2025年にさらなる飛躍が期待される岩手ゆかりの人たちに新年の抱負などを聞くシリーズ、新春インタビュー「StartDash」。3回目は新たなチームでメジャー7年目を迎える菊池雄星投手です。
(菊池雄星投手)
「本当に毎年いい時も悪い時もずっとあたたかく見守っていただいてますから、1年間を通して雄星のピッチングを見たいといってもらえるような良いパフォーマンスを出したいなと思ってます」
盛岡市出身、メジャーリーグで活躍する菊池雄星投手33歳。
花巻東高校時代には春のセンバツ甲子園で全国準優勝。
プロ野球の埼玉西武ライオンズにドラフト1位で入団すると、その後は日本球界を代表する左腕に成長しました。
2019年からはメジャーリーグに挑戦。
マリナーズ、ブルージェイズと渡り歩くと、去年は、シーズン途中の8月にアストロズへ移籍するなど大きく環境が変化した1年でした。
(菊池雄星投手)
「やはりアストロズに行って、過去10年間で一番メジャーで勝っているチームですから、そういうチームに行って『勝つチームってこういうチームなんだな』というのは非常に勉強になりました」
新天地で試行錯誤を繰り返し、メジャーでのキャリアハイとなる206奪三振をマークするなど、菊池投手自身確かな手応えを感じたシーズンでもありました。
(菊池雄星投手)
「大きく何かを変えたというよりは、ボールの使い方、配球などの面で少し微調整を加えました。三振というのが今、メジャーで一番求められている。そこの数字を伸ばすということは毎年意識して取り組んできましたので、200という数字に乗れたというのは自信になります」