関東運輸局の東京、茨城、そして山梨の3支局が年末年始に不正改造車の特別街頭検査を実施し、32台に対して整備命令を出しました。

中央自動車道 大月IC 提供:関東運輸局

運輸局によりますと、この特別街頭検査は、毎年年末年始にかけて、いわゆる走り屋や暴走族(主に旧車會)などが不正改造車で騒音をまき散らす暴走行為を行うことから、その防止対策として行われたものです。

検査は警察と合同で行われ、2024年12月30日に山梨県の中央自動車道の大月IC、12月31日から2025年1月1日かけて首都高速都心環状線内回りの白魚橋駐車場、2025年1月2日に茨城県の県立大洗公園駐車場と大洗町漁業協同組合活魚場で行われました。

大洗町漁業協同組合活魚場 提供:関東運輸局

4か所で合わせて49台を検査し、騒音基準を満たさないマフラー取り付けや違法な灯火機の取り付けなど、不正改造をしていた32台に整備命令書を交付しました。

整備命令が出された車は15日以内に整備を行い、運輸支局または自動車検査登録事務所で確認を受けるということです。