去年、米兵による性的暴行事件が県内で相次いで発覚したことを受け、米軍は
基地の外で兵士の行動を規制する「リバティー制度」を見直し「綱紀粛正を図る」と発表しました。

一方警察によると、米軍が制度を見直した去年10月1日から、統計が出ている11月末までに米軍関係者の刑法犯の摘発件数は17件。飲酒運転での摘発は8件となっています。

当初「良き隣人であることの重要性を強調するために行動基準を強化した」と説明していた米軍ですが、こうした事件や統計からは制度の実効性やその本気度を疑問視せざるを得ない状況となっています。