富山市の山田地域では冬に花を咲かせるサクラ『啓翁桜(けいおうざくら)』の出荷がピークを迎えています。

富山市の山田地域では、本来4月に花が咲く啓翁桜を温室で促成栽培することで、冬に咲くサクラとして特産化し毎年、年末年始に出荷しています。

7日は、山田村花木生産組合の組合員が、見栄えが良くなるよう枝を切りながら束ねていました。

サクラの開花には一定の低温期間が必要で暖冬傾向の今シーズンは生育が心配されましたが、11月中旬から気温が低い日が続いたため品質は上々だということです。


また、雪による枝折れもなく、出荷量は例年より2万本多い7万本を見込んでいます。
