国内観光客の増加など、コロナ禍前を上回り好調な観光業界。さらなる発展を願い6日、新春の集いが開かれました。

県出身のオペラ歌手・喜納響さんらの華やかな歌声で幕を開けた沖縄観光新春の集いには、およそ800人の関係者らが参加しました。
主催した沖縄観光コンベンションビューローの下地芳郎会長は、ことし新たに始まる沖縄国際文化祭やジャングリアの開業などを追い風にして、世界をリードする沖縄観光を目指したいと決意を語りました。
▼沖縄観光コンベンションビューロー・下地芳郎会長
「新しい時代に向かっていこうではありませんか。もう回復という言葉ではありません。成長そして進化に向かっていく年だというふうに思っております」
出席した玉城知事は、沖縄観光への期待が高まる一方で、持続可能な観光地づくりに向けては業界の人手不足や陸上交通の円滑化といった課題もあるとしていて、解決に向けて県の取り組みを続けたいとしています。