宮崎県延岡市にある旭化成の工場では、今年最初の出荷を祝う初荷式が行われました。

延岡市恒富地区にある旭化成の3つの工場が合同で行った初荷式には、工場の従業員ら、およそ100人が出席し、まず、旭化成ベンベルグ工場の片岡拓也工場長があいさつしました。

(旭化成ベンベルグ工場 片岡拓也工場長)
「来るべき100年また、その先もこの地で操業を続け、顧客に価値を提供できるよう環境変化への対応と共に、目の前の課題に1つ1つ取り組んでまいります」

そして、初荷を積んだトラックの運転手が安全な輸送を宣言したあと、全員で万歳三唱をして初出荷を祝いました。

今年の初荷の内容は、海外市場で堅調な販売を続けているベンベルグを始め、新型コロナやインフルエンザの診断薬の原料のナノアクトやウイルス除去フィルターなどで、国内やアメリカ方面などに出荷されます。