石破総理は年頭の記者会見を開き、日本製鉄によるUSスチールの買収計画をめぐり、アメリカ側に「懸念の払拭に向けた対応を強く求めたい」と訴えました。
石破総理はきょう三重県を訪れ、伊勢神宮を参拝しました。参拝後、年頭の記者会見で「令和の日本列島改造を進める」などと訴え、防災庁の新設をはじめ、政府機関の地方移転なども推進していくと強調しました。
また、日本製鉄によるアメリカの鉄鋼大手USスチールの買収計画に対し、バイデン大統領が中止命令を出したことについては、日本の産業界から今後の日米間の投資に懸念の声が上がっているとしてアメリカ側に対応を求めました。
石破総理
「このような懸念があることを払拭すると、そういうふうに向けた対応は合衆国政府には強く求めたいと思っております。いかに同盟国であろうとも、これから先の関係において申し上げた点は非常に重要だと考えておるところでございます」
また、今月24日に召集される予定の通常国会をめぐっては、「野党にもこれまで以上に責任を共有していただくことが求められている。それぞれが責任ある立場で議論を尽くし、国民の納得と共感が得られるよう努めることが必要だ」と強調しました。
一方、取りざたされている野党との「大連立」については、「今の時点で考えていない」と話しています。
注目の記事
20歳の娘は同級生に強姦され、殺害された…「顔が紫色になって、そこで眠っていました」 女子高専生殺害事件 母親が語ったこと【前編】

「拾った小石で竹に落書き」「立ち入り禁止エリアに侵入」京都の人気スポット・竹林の小径で迷惑行為が深刻化...記者の直撃にも悪びれないインバウンド客たち 地元商店街からも嘆き「本当にやめてもらいたい」

【 山本由伸投手 】中学時代のチームの後輩は「並レベルの選手に見えていた、本当にあの人?(笑)」出身の東岡山ボーイズの選手たちは「山本選手みたいに世界を代表するピッチャーになりたい」【ワールドシリーズMVP】

強度行動障害のある28歳息子と初めて離れて暮らす決断 「自分たちが世話が出来なくなる前に」両親はパニックに対応できる施設を6年間探す...届いた「受け入れ可能」のメール

“ニセ警察官”から記者に詐欺電話「保険が不正使用されている」だまされたふり続けると“事情聴取”も…【特殊詐欺手口の全貌】

15年前の“時効撤廃”なければ逮捕されることはなかった 安福久美子容疑者(69) 別事件の遺族は「ぱっと明るくなりました」 全国には未だに350件以上の未解決事件









