台風15号の影響で発生した静岡市内の大規模な断水について、静岡県と市は国に対して「激甚災害」への指定を要望しました。
大規模断水の原因となっている静岡市清水区の興津川の取水口を視察したのは、内閣府で防災を担当する星野剛士副大臣と川勝知事です。
静岡県と静岡市は、国に対して緊急的な支援が必要として「激甚災害」への指定を要望しました。
清水区の大規模な断水は発生からきょうで5日が経ちましたが、いまだ6万3000戸が影響を受けています。
住民
「おー、出た出た」
「良かった、良かった」
「助かりますよ、命の水だよ」
「これは大事にしないと」
静岡市は、工業用水などを使って水道管に水を満たす「充水作業」を開始。作業が始まったエリアから水が出始めました。
この水は飲料として利用できない上、使用が集中すると充水作業に支障をきたす恐れがあり、最低限の生活用水としてしか使えず、通常の生活に戻るにはまだ時間が掛かりそうです。
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