盛岡広域の食の流通を担う盛岡市中央卸売市場は5日が仕事始め。威勢の良い掛け声と共に初競りが行われました。

盛岡市羽場にある市中央卸売市場では5日朝、内舘茂市長も出席して初市式が行われ、関係者約120人が三本締めで1年の商売繁盛を祈りました。

盛岡市中央卸売市場の去年の取扱量は、青果、水産ともに推計で前の年の9割あまりと、天候不順や海水温上昇の影響を強く受けました。

5日は恒例の5艘の宝船の競りが行われ、このうち江刺牛と江刺金札米の入ったものが9万円で落札されました。宝船の売り上げは岩手県社会福祉協議会へ全額寄付されます。