締め込み姿の漕ぎ手が宝来船から寒中の川に飛び込む豊後高田市の新春の伝統行事ホーランエンヤが行われました。
ホーランエンヤは江戸時代中期、今の長崎・島原や大坂に年貢米を送る船の航海の安全を祈願して始まりました。
きょうは大漁旗が掲げられた宝来船が上流の若宮八幡宮を目指して、市内中心部を流れる桂川を進みます。川岸の見物客からご祝儀や酒の差し入れの声がかかるたびに締め込み姿の漕ぎ手が水温1度の川に飛び込みました。
昔と変わらぬ新春の風景に8000人の見物客から大きな歓声や拍手が送られました。