岩手県が誇るブランド牛・前沢牛の初出荷が4日、奥州市で行われ、肉牛の高値と事業の発展を祈りました。

前沢牛を初出荷したのは、奥州市のJA岩手ふるさとです。生後約31か月経ったメスと去勢合わせて12頭が、体重を量った後トラックへと積み込まれました。

JA岩手ふるさとは去年、肉牛の名称を「前沢牛」に一本化し、安定供給と販路の拡大を進めています。

JA岩手ふるさと経営管理委員会の後藤元夫会長は「高値で取引され、飼育の成果が発揮される1年になってほしい」と期待を込めました。
肉牛は東京食肉市場に運ばれ、今月7日に競りにかけられます。