27日開かれた富山県議会の厚生環境委員会。旧統一教会関連団体の行事に富山県が後援していた問題について、共産党・火爪弘子県議が富山市が後援を取り消す方針を表明したことを引き合いに県の対応を質しました。

富山県が後援していた行事は「ピースロード富山大会」など5件ですべて国際課が担当です。

火爪県議:
「県もこの際、同じように過去にさかのぼって、一連の後援を取り消すべきではないかと思います」

富山県国際課:
「虚偽により、後援名義等の使用承認を受けたとき、行事の目的内容等の変更により、承認することが適当でないと認められるに至ったとき、その2つの規定に照らして、取り消し要件に該当するかどうかを検討することが必要だということをいま考えています」

火爪県議:
「検討が必要だと思っているという答弁でいいでしょうか」

富山県国際課:
「いまほど申し上げましたように、後援を取り消す場合には、いまほど申し上げた2つの規定に基づいて、取り消し要件に該当するかどうかをこれから検証していく必要があるというふうに考えています」

旧統一教会をめぐる県の後援問題についても煮えきらない答弁に終わりました。