高病原性の疑われる鳥インフルエンザが確認された盛岡市の養鶏場で進められている防疫措置は、3日午前9時時点で35%に当たるニワトリ4万2750羽の殺処分が終了したということです。

2日に盛岡市の養鶏場で高病原性の疑われる鳥インフルエンザが確認されたことを受けて、この農場で飼育されているニワトリ約12万羽の殺処分が決まりました。

岩手県によりますと、2日午前9時すぎに始まった作業は3日午前9時までの24時間に県職員延べ311人が動員され、全体の35%に当たる4万2750羽の殺処分が終了したということです。

さらに処分したニワトリを地中に埋める作業と、県建設業協会の協力を得て埋却溝の掘削も行われています。
県は防疫措置は数日かかると見込んでいて、4日以降も作業が続けられます。