もうひとつは山口市の小学生(当時)3人組の話題。

クラブ活動からの帰り道に出会った、道に迷った高齢女性を助けた山口市の小学生3人に感謝状が贈られました。

山口警察署から感謝状を贈られたのは、湯田小学校6年(当時)の小島瑠莉さん、中山ひかりさん上之園千紗さんの3人です。

3人は同じミニバスケットボールのチームに所属しています。
90代の女性に出会ったのはミニバスからの帰り道だったそうです。

小島さん「とても困っていたので、交番につれていってあげた方がいいのかなって」
中山さん「困っている人を積極的に助けたいと思いました」
上之園さん「耳が聞こえなかったみたいで、紙に書いてしゃべってっていうのをしてました」

1月18日の夕方の出来事でした。帰り道に出会った女性は困った様子で歩いていたといいます。

女性は、入所している高齢者施設から、何も伝えることなく外出し、職員が行方を捜していました。

3人が話を聞くと、女性が「家の場所を忘れた」と話したことから、協力して交番まで連れて行ったということです。

しっかり役割分担もしていました。

「荷物を持つ」
「メモ(筆談)でおばあちゃんと話す」
「おばあちゃんが車とかにひかれたら危ないから手をつないで」

付近は、道幅が狭く、交通量の多い市道です。
日没まで1時間半ほどに迫っていたということで
警察は、「勇気ある行動に感謝する」と3人の行動を称えました。

「これ助けないといけないやつだなっていうのがすぐわかって、3人で頑張りました。」
「この3人ならできるだろうなと思ったから。」