行政に頼らず能登を復興させようと奔走する元消防士

被災者の笑顔を描き続ける小林さんがこの日訪れたのが、能登町に住む脊戸郁弥さん(34)一家。妻、長男、長女の4人家族だ。
脊戸郁弥さん
「金沢で消防士をしてた時に東日本大震災の現場を見ているので。今回の地震が来た時に『あんな風になる』って思ってしまったんですよ」
「自宅の土台が割れて、2階に行ったら歩いてても駆け足になってしまうぐらい完全に傾いています」

自宅の1階には、インスタント食品やアルファ米、缶詰などたくさんの物資が。自分たちのためではなく、被災地で配るために全国から集めたものだ。行政の支援が行き届かない中、小規模な避難所などに配って回っていた。
脊戸郁弥さん
「こうやって能登が壊れかけているので、復興できるような手助けをしていきたい」

9月の豪雨災害でも、ボランティアチームを作って被災した家の清掃作業を行った。今は能登の未来を守ることに力を尽くしている。

現在は林業が本職の脊戸さん。ボランティアで小学校の裏山を整備し、子どもたちの遊び場を作った。自然豊かなふるさと能登を好きになってほしいという思いからだ。














