例年より多く、出没しているようです。
長野市の中央通り。
夕方5時過ぎ、日が暮れた空を埋め尽くす、無数の黒い影…カラスです。
「カアカア」
次第に群れを大きくしながら、飛び回ります。
夜になると。
繁華街、権堂の電線にびっしりと並び、羽を休める様子も…。
市街地をねぐらにしているようです。

例年、秋から冬にかけて長野駅などで夜を過ごす様子がみられるカラスですが、今年は、12月に入って権堂や中央通り近くでも見かけるようになりました。
中村記者:
「権堂の中心通りから一本入ったこちらの路地、上に電線があり、下を見るとカラスのフンがたくさん落ちているのがわかります」
細い路地は歩く場所がないほどに…。
近くに勤める人:
「フンがすごくて」
「集団で移動しているみたい」
住民の中には、スマートフォンでカラスの天敵、ワシの鳴き声を流して追い払う人もいました。
住民:
「近くにいればすぐに逃げるので」
ここに居座らないように?
「はい」
中央通りに面するSBCの屋上から観察してみると。
中村記者:
「一斉にカラスが飛び立って、ビルとビルの間を行ったり来たりしています」


日が落ちる前は、ビルの間を飛び回っていましたが、暗くなると屋上に止まって動かなくなりました。
中村記者:
「中心市街地のビルの上で分散してカラスが羽を休めているのがわかります」
市によりますと、12月に入り、カラスに関する相談が複数寄せられていて、ホームページなどで対策を公開。
集団を見かけたら、大きな音や光で追い払い、住みつかないようにすることが重要だと呼びかけています。














