国の観光需要の喚起策、「全国旅行支援」が10月11日から始まると正式発表されました。それまで富山の県民割も延長されることが発表され、消費者にとっても観光事業者にとっても途切れのない支援が継続することになります。現場を取材しました。
1日の感染者数も減少傾向にあるなか、さらに本格化する秋の行楽シーズン。それを後押しするように10月11日から「県民割」の全国版、「全国旅行支援」が始まります。
斉藤鉄夫国土交通大臣:
「全国旅行支援を活用して交通機関を使った遠距離の旅行や、平日における旅行など、楽しんでいただければと思います」
「全国旅行支援」は、宿泊旅行の割引上限額が1泊あたり5000円、交通費込みの商品は8000円で、旅行先で使えるクーポンが平日は3000円分、休日は1000円分給付されます。観光庁では26日、期間を12月末までと新たに発表しました。
これに期待を寄せるのは、富山県内の老舗旅館です。
庄川温泉郷 鳥越の宿 三楽園 坂井彦就社長:
「(前回のGOTOトラベルときは)すごいたくさんのお客様が起こしになったので、それと同じことで1回体験していますので、その辺は大いに期待できると」
庄川温泉郷、鳥越の宿 三楽園。温泉は源泉掛け流し、地元で採れた新鮮な食材を使った日本料理で人気です。現在21部屋を稼働させ、9月の3連休は満室の日が続き、今はすでに、全国旅行支援を見越した予約や、割り引き内容に関する問い合わせが増えているといいます。
庄川温泉郷 鳥越の宿 三楽園 坂井彦就社長:
「これから10、11月は行楽シーズンですから、平日も休日もあんまり関係ない感じになってくると思います。10、11月はしっかり営業したいです」
一方、富山市の旅行会社・ニュージャパントラベル。
ニュージャパントラベル 松田隆社長:
「ようやく本格的に(来月)11日からできるということで喜んではいます」
こちらの旅行会社では10月以降、全国旅行支援を見越したツアーを企画するなど、新たな観光支援策に期待を寄せるかたわら、今回、支援策ではクーポンの補助額が平日、休日で異なるなどわかりづらい点もあるといいます。
ニュージャパントラベル 松田隆社長:
「簡単に大きなお金を出してもらってみなさん一気に動きたいというように単純な仕組みにしたほうがいいんじゃないかと思いますね。」
ウィズコロナで、旅行に対する考え方が変わるなか、国の「全国旅行支援」は観光業の起爆剤になるのか注目です。
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