猛毒キノコのカエンタケが山梨県都留市内で初めて確認されました。食べた場合死に至るケースもあり、見かけても絶対に触らないよう注意が必要です。

カエンタケは、赤い棒状の炎のような形が特徴の猛毒のキノコです。触れるだけで皮膚炎を起こし、食べた場合、腹痛や嘔吐を引き起こし死に至るケースもあります。


都留市は9月16日、市内の山林に初めて生息しているのを確認しました。市はカエンタケの周りを柵で囲う措置をとり、見かけても絶対に触らないよう呼びかけています。


都留市 産業課 農林振興担当 後藤孝さん:
触っただけでも炎症が起きたりする可能性がありますので、特にお子様に置かれましては、絶対に触らないようにしていただければという風に思っております。


カエンタケはミズナラやコナラの枯れた切株や倒木の近くに生えるとされ、県内では山中湖村でも発生が確認されています。