下呂市×企業で練習サポート

この日、生徒たちが着ていた練習着には企業のロゴが。

(生徒)
「スポンサーがついている服を見たことないので、こういうの着てみて、なかなかうれしい」
「気に入っています。めっちゃいい」

実は、下呂市はことし6月、スポーツのクラブチームの運営支援を取り持つ社団法人と協定を締結しました。この社団法人が部活動支援に賛同するスポンサーを探して、指導者の研修や学校の部活動費なども捻出します。

生徒たちの練習着のロゴは支援に手を上げた7社のもの。練習着は下呂市内にある6校の中学校全ての生徒、約800人にプレゼントされたといいます。しかし着るかどうかは生徒や各クラブの自由。強制力はありません。

いま、下呂市が企業側に期待していることは。

(下呂市教育委員会 中村好一教育長)
「今お願いしているのは、子供たちを教える指導者の研修です。ゆくゆくは子どもたちの移動費や指導者の謝金など、活動費に回っていけばいいなと思う」

各学校単独での部活運営が難しくなる中、その形がここでも変わってきています。