日銀は、追加利上げを見送った10月の金融政策決定会合の議事要旨を公表しました。“金利ある世界”への移行には「相応の不確実性がある」などと多くの慎重な意見が出ていたことが明らかになりました。
日銀の議事要旨によりますと、10月会合で何人かの委員はこれまでの利上げが経済・物価に与える影響を「見極める必要がある」と指摘。また、複数の委員は、アメリカ大統領選の直前だったため「市場が大きく変動する可能性があり、十分備える必要がある」とする考えを示していました。
さらにある委員は「“金利ある世界”への移行には相応の不確実性がある」とし、利上げの判断は「時間をかけて慎重に行う必要がある」との見方を表明していました。
日銀は先週の会合でも追加の利上げを見送り、植田総裁は特に賃金をめぐる情報が「もう少し必要」との認識を明らかにしています。
注目の記事
“あと1個”や“残り1分”「ダークパターン」の可能性、“ひっかけ型”で定期購入も【Nスタ解説】

【最新】事故から2週間...下校中はねられた女子中学生は未だ意識不明 ドライバーは "停車した車" を追い越し若い命が危険に...「危険運転」とは何か 事故の状況からわかるその恐ろしさとは(山形・酒田市)

「胸がなくても大丈夫」乳がん公表の梅宮アンナさん…闘病から電撃結婚までを語る 家族への願い「変わりなく接してほしい」

【初密着】110番通報を受ける『大阪府警・通信指令室』 約2割は"迷惑通報"など緊急性なし「何千回も同じ内容でかけてくる」 それでも府民の命を救うため「どんな声にも耳を傾ける」

「謎の光る帯」上空で目撃 明け方に揺れるその正体は…専門家に聞いてみると 鹿児島・姶良市

今シーズン「ノロノロ台風&迷走台風」多発か さらに勢力は去年より増す可能性も 海水温の上昇だけでなく“偏西風”にも理由があった 備えるため「予報円」正しい理解を tbc気象台
