かつて高千穂町で発生した土呂久公害について学ぶパネル展が、宮崎県庁防災庁舎で開かれています。

高千穂町の土呂久地区では、戦前から戦後にかけて大量生産された猛毒の「亜ヒ酸」によってヒ素中毒公害が発生し、これまでに218人の患者が認定されています。

このパネル展は県が実施しているもので、会場には土呂久公害が認定されるまでの歴史や患者が起こした裁判、それに、環境教育に関するパネルが展示されています。

このパネル展は県庁防災庁舎で今月27日まで開かれています。