くにもと耳鼻咽喉科 國本泰臣 院長
「もう一つは寒暖差アレルギーと言われているものの可能性です。鼻の粘膜には毛細血管という細い血管がたくさんありまして、血管が広がると鼻水が出たり鼻が詰まったり、血管が収縮すると鼻が通ったりっていう形になります。
これを調節しているのは自律神経という神経なんですけども、寒暖差の刺激によって、この自律神経が影響されて血管が広がってしまうと鼻水や鼻づまりといった症状が出ることがあります」

「寒暖差アレルギー」。
寒い屋外から急に暖かい部屋に入るときなど、急激な温度変化により自律神経が刺激されることで鼻水や鼻づまりの症状が出るといいます。
ちなみに、「寒暖差アレルギー」は厳密にはアレルギーではなく「血管運動性鼻炎」という名前がついていますが、症状がアレルギー反応と似ているためそう呼ばれているそうです。














