IGRいわて銀河鉄道は19日取締役会を開き、補助金などを加えた当期利益を2956万円とする2024年度の決算見通しを示しました。これで2期連続の黒字となる見通しです。

IGRの2024年度の営業収入は、コロナ禍で減少した利用者の回復の遅れや寝台列車の運行本数の減少などにより、当初の計画を4400万円余り下回る、40億8453万円となる見通しです。

一方で営業費は43億6706万円を見込んでいて、これにより営業損失は2億8253万円で9期連続の赤字となる見通しですが、県や沿線市町が交付する補助金3億円を計上することで、2024年度の当期利益は2956万円となる見通しです。

IGRの2024年度決算が黒字となれば2期連続です。