1月から11月末までの岩手県内の労働災害による死傷者数は、雪が少ないことから転倒事故が減少し、2023年の同じ時期と比べて70人減りました。

岩手労働局によりますと1月から11月末までに県内で発生した労働災害による死傷者の数はあわせて1118人で、2023年の同じ時期より70人減少しました。
このうち亡くなった人の数は9人で2023年の同じ時期と比べて増減はありませんでした。
岩手労働局は、けがをした人の数が減った要因を、雪が少なく転倒事故が減少したためとしています。

これからの時期は積雪や凍結などによる転倒のリスクが高まることから、岩手労働局は12月から2025 年2月までを「冬季転倒災害防止対策強化期間」に定めていて、注意を呼びかけています。