8月の大雨被害により、上米内駅と宮古駅の間で運転を見合わせていたJR山田線がこの区間の運転を再開しました。
20日午前6時45分過ぎ、山田線の下りの始発列車が利用客を乗せて上米内駅から宮古方面に走り出しました。
この区間を列車が走るのはおよそ4か月ぶりです。
山田線は8月27日の大雨の影響で線路の流出や倒木などの被害が発生し、上米内・宮古駅間の運転見合わせとバスによる振り替え輸送。盛岡・上米内駅間の折り返し運転が続いていました。

(乗客は)
「利用者は少ないですが、なくてはならないものだと思うので、再開してくれたのは嬉しい」
JR東日本は19日までに復旧作業と安全確認を終え、20日全線で運転を再開していて、列車の運行は被災前の通常ダイヤに戻っています。