日銀は金融政策を決める会合を行っていますが、7月以来となる追加の利上げは見送るとの見方が大勢です。銀行のディーリングルームから中継です。
間もなく公表される見通し日銀の判断を待っていますが、「これだけ株が崩れていると利上げに踏み切りにくいだろう」との声が聞かれました。
ただ、現在の円相場は1ドル=154円56銭で、きのうから1円ほど円安が進んでいます。
日銀の政策判断において円安の進行は本来、利上げの判断につながる材料の一つですが、きょうは日米で株価が大きく値を下げています。
日銀は8月に市場が歴史的な大荒れとなった際、「不安定な状況のなか利上げすることはない」と宣言しているため、今回は“利上げ見送り”との見方が強まっているわけです。ただ、これまでの経済指標をみると、日銀内部では「利上げを妨げる逆風はない」という声もありました。
午後の会見で、植田総裁が今回、経済と物価の情勢、そして市場の動きをどう判断したか、さらに次回1月の会合以降の見通しについて、どう説明するかが焦点です。
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