香川県琴平町と金刀比羅宮は、大規模災害が発生した時の避難場所として神社の施設を利用できるよう協定を結びました。

金刀比羅宮で行われた締結式では、琴陵宮司と琴平町の片岡町長が協定書に署名しました。協定は、大規模災害で観光客などが帰宅困難になった場合の緊急避難場所として、金刀比羅宮の北神苑と南神苑を一時的に利用できることを定めています。

(片岡英樹琴平町長)
「よりこれまで以上に観光客対策・安全対策を取ってまいるように今もお話を進めています」

(金刀比羅宮 琴陵泰裕宮司)
「1月1日に能登の地震がありまして、みなさま大変な思いをされているということがまず頭に浮かびまして、琴平町様とこういった協定を結んでおれば、そういった有事に速やかに対応できる」

金刀比羅宮は、元旦からこんぴら狗のぬいぐるみのおみくじなど、新たな授与品を用意し、参拝者を迎えることにしています。