写真家・平良孝七さんが1970年代に離島の生活を撮影した写真の展示会が、名護市で開かれています。

名護博物館で開かれているのは、大宜味村出身の写真家・平良孝七さんが木村伊兵衛写真賞を受賞した「パイヌカジ」の写真集で構成した写真展です。

1970年から75年にかけて、宮古島や伊良部島など離島に住む人々の生活をうつした写真82点が展示されています。



沖縄の本土復帰前後のいわゆる「離島苦」に直面する県民の生活や、祈りを捧げる女性の姿など、沖縄の暮らしや伝統文化がにじむ写真が並び、訪れた人たちは激動の時代を記録した1枚1枚に見入っていました。

この展示会は、今月27日(金)まで開かれています。