11月、青森県六ヶ所村のこども園で、保育教諭の女性が、園児を乱暴に扱ってけがをさせる不適切な保育があったことがわかりました。
不適切な保育が確認されたのは、六ヶ所村にある村立千歳平こども園です。
村によりますと、11月18日の正午過ぎ、昼寝の時間に寝付くことができずにいた園児を、担任の女性教諭が廊下で落ち着かせようとしました。
その際、女性教諭は、廊下に出る引き戸手前で園児を乱暴に敷布団に落としたほか、廊下に座らせようとした時にも、放り投げた状態となり、園児は顎を床にぶつけ、けがをしたということです。
また当初、女性教諭は保護者に対して「園児が遊んで、滑ってけがをした」とうその説明をしたということです。
2日後に、園の職員からの相談で発覚しました。
女性教諭はクラスを1人で担当していて、村の聞き取りに対して「担当保育が大変だった」などと話しているということです。
園は16日の保護者説明会で謝罪していて、村では、今後、再発防止に向け、職員に対する指導体制の強化や虐待防止のための研修を行うとしています。