今年も残すところわずかとなり、そろそろ大掃除を始めるという人も多いのではないでしょうか。
その際注意を払っていただきたい場所がコンセント周りです。
見過ごすと意外な危険を招くかもしれません。
コンセントとプラグの隙間にたまったホコリが空気中の湿気を吸収することで漏電し、発火する「トラッキング現象」。
コンセント周りの掃除を怠ると火事につながる可能性があります。
NITE 製品安全広報課 岡田大樹さん
「例えばなんですけども、テレビとか棚の裏に配線を通しているような箇所ですと日頃なかなか1回1回コンセント抜いたりですとか、日頃の掃除の中であんまり手が行き届いていないような箇所かと思いますので、そのあたり注意していただきたい」
NITE(製品評価技術基盤機構)によると、2019年度から2023年度までの5年間で発生した配線器具の事故は153件。
原因のうち多いのがホコリがたまっていたなど、掃除をおろそかにしていたことによるものです。
掃除の際も注意しなければなりません。