素材となる木綿のやさしい風合いを生かし、懐かしい昭和30年代の日常を再現した人形の展示会が岩手県奥州市衣川で開かれています。
奥州市衣川在住の高橋静枝さんは5年前から、夫の敏彦さんと人形作品を製作してきました。

題材は昭和30年代の日常風景。舞台は当時の衣川村です。
人形は静枝さんが、敏彦さんは背景を担当。
分業で作る人形作品は最初、敏彦さんが勤める福祉施設に飾られていましたが、次第に評判を呼び、作品展を開くまでになりました。

しかし、2023年7月に敏彦さんが亡くなり、以後は周囲の人たちが背景や小物づくりに協力し、創作活動を続けています。