おととい、弾劾訴追案が国会で可決された韓国の尹錫悦大統領。捜査機関から出頭を求められるなど、捜査が本格化しています。
大手紙「東亜日報」けさの一面。尹大統領のものとされる写真が掲載されました。公邸の中を散歩する様子だということですが、尹大統領に対する非常戒厳をめぐる捜査は加速しています。
警察などの合同捜査本部はきょう、尹大統領から事情を聴くため、18日の午前10時に高位公職者犯罪捜査庁の庁舎に出頭するよう要請しました。
その通知書では、非常戒厳を宣言した尹大統領について、内乱の首謀者だった疑いが指摘されています。
通知書は捜査官らが大統領府・公邸に直接届けましたが、受け付けられず、結局、郵送されることに。
これまで検察の出頭要請にも応じていない尹大統領。韓国メディアは引き続き応じなければ、強制的に身柄が拘束される可能性があると報じています。
一方で、おととい国会で可決した弾劾訴追案。尹大統領を罷免すべきか判断する裁判の手続きが本格的に始まりました。
憲法裁判所で行われた初めての会議では、弁論に向けた最初の準備手続きを今月27日に行うことが決まりました。
記者
「憲法裁判所の会見場です。すでに大勢の報道陣が集まっています」
憲法裁判所の広報担当
「検察、警察等の捜査記録を早期に確保する。(弾劾審判を)最優先で審理する」
「弾劾に立ち向かう」と話していた尹大統領。審判では非常戒厳の正当性を訴え、争っていくものとみられます。
韓国メディアは、早ければ来年1月初めに最初の弁論が開かれ、今後2か月ほどで決定が出るとの見通しを示しています。
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