倉敷美観地区にある大原美術館で、名画にたまったほこりなど汚れを落とす、年末恒例の大掃除が行われました。
モネが描いた睡蓮が壁から降ろされます。名画にたまったほこりなどの汚れを落とす年末恒例の大掃除です。

職員が、布やはけを使って丁寧に作業を行い、アクリル板や額をきれいにしていきました。大原美術館の今年度の入館者数は外国人旅行客が増えた一方で、猛暑の影響などもあり昨年度よりやや少ない約23万人が見込まれています。
(大原美術館 塚本貴之学芸員)
「お客様と1年を通して出会っていただいた、ねぎらいの気持ちも込めながら、1年のけじめとしても大事な日として思っています」
美術館は12月23日から27日まで休館し、28日から通常開館、元日は本館のみ開館するということです。