酒を飲む機会が増える年末年始の犯罪を防ごうと、米軍基地のある山口県岩国市で日米合同のパトロールが行われました。

基地がある川下地区と繁華街の麻里布地区で行われました。

アメリカ軍岩国基地のリチャード・ラスノック司令官と福田良彦市長も参加し、日本語と英語で防犯を呼びかけるポケットティッシュを飲食店に配布しました。

岩国基地では先月、空母艦載機部隊の1部が機種更新され、新しく岩国で任務につく軍人もいて対象者には日本で求められる行動について教育しているということです。

福田良彦岩国市長
「すでに岩国のコミュニティーに浸透してしっかり岩国のいろんなことを触れてみたい楽しんでみたいというそういった話もありましたのでわれわれとしてもですねウエルカムな気持ちで一緒になって交流していくことによって安心安全なまちづくりにもつながっていくんだろうという思いを強くしたところでございます」

去年11月、麻里布地区で米軍関係者がかかわる事件が続発したことをきっかけに、週末を中心に制服を着た上官が繁華街の見回りをしていて、ラスノック司令官は「必要なかぎりは続けたい」と話しました。