週明けに向けて影響が長引く所も…

今回の雪は、強弱を繰り返しながら来週にかけても続く予想です。72時間の予想積算降雪量を見ますと、北陸から北の標高の高い所を中心に、積雪が一気に急増しそうです。

15日(日)の北海道・東北・北陸・東海などでは、高速道路への影響が大きくなる可能性があります。そして16日(月)も、北海道・東北では、影響の大きい状態が続く予想です。

日本海側では、大雪による影響が長引くおそれがあるので、十分注意が必要です。

雪道運転 万が一に備えての安心グッズ

日本気象協会 tenki.jpは、雪道運転で立ち往生など万が一の備えを、次のように紹介しています。

1.防寒着やカイロ、毛布など暖をとるもの
暖房がとまってしまった際の車内温度の低下に備えましょう。

2.飲料水や非常食、モバイルバッテリー、簡易トイレ、懐中電灯
長時間、車内で過ごすことや夜間のトラブルを想定して準備しておきましょう。

3.ブースターケーブル、 牽引ロープ、タイヤチェーン
バッテリー上がりの際に使用するブースターケーブルや発進不能になったときの脱出に役立つ牽引ロープもあると良いでしょう。スタッドレスタイヤだけでは対処しきれないほどの積雪にも対処するため、タイヤチェーンもあると役立ちます。

4.軍手、ゴム手袋、長靴、スコップ
除雪ができるものを準備しておきましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。

雪道を運転する際は、もしものときに役立つグッズをクルマに積んでおくようにしてください。加えて、出かける前に燃料が十分にあることを確認しましょう。

ただし、気象情報や交通情報を確認し、大雪や猛吹雪が予想される場合は、外出の予定を変更したり、移動手段を変更したりすることも検討してください。

次に今後の雪と雨を3時間ごとのシミュレーションで見ていきます。