福島市の立子山地区では、特産品の凍み豆腐作りが最盛期を迎えています。

熟練の技で等間隔に並んだ、豆腐のカーテン。福島市立子山にある食品会社では、10月中旬から凍み豆腐作りが始まり、いま最盛期を迎えています。凍み豆腐は、通常よりも10倍近い大豆が使われている豆腐を薄く切り、冷凍庫で凍らせたあと乾燥させて完成します。

この地区では大正時代から作られていて、地元の人たちが昔ながらの技法で凍った豆腐を藁で編んでいきます。

凍み豆腐は気温が10℃以下の晴れた日に干すのが最適で、今年は天候不良のために干す作業が例年より2週間ほど遅れましたが、出来は上々だということです。凍み豆腐づくりは、来年1月いっぱいまで行われるということです。