試食した人は
「フィンランドで手に入る他の米との大きな違いは食感と粒のしっかりした感じ。食べた時の満足感が違います」
「フィンランドでは日本の米はなかなか手に入りませんが、今回食べた米は雑味がなく、上品で日本らしい味わいが感じられました。本当においしいかったです」

評価は上々!来場した人の中には、新潟市出身のプロサッカー選手、HJKヘルシンキの田中亜土夢さんの姿もありました。

田中亜土夢選手
「久しぶりに新潟のコメを食べたということで感動しています。しただ米は冷めてもおいしいし、米一粒一粒のおしさを感じられたので、すごく新潟を思い出しました。これを食べてパワーにしていきたいです」

現在、ヨーロッパへの輸出量は11トンですが、20トンまで増やすことを目指しています。

しただ米市場拡大推進協議会 藤家貴之さん
「フィンランドの人たちは健康意識が高い。今回持ってきた『しただ米』も新潟県の認証する特別栽培米を使用しているので、その辺はフィンランドの市場とマッチしているのではないか」

富裕層をターゲットに高級米としてのポジションを狙う『しただ米』。世界へとはばたくことはできるでしょうか。