地元住民がイベントを企画 「集える居場所を作ろう」

イベントを企画したのは、道下地区の女性で作ったグループ「笑haha(わはは)とうげ組」です。

元日の地震で大きな被害を受けた門前町ですが、避難所で炊き出しを続けてきた女性たちが中心となって、住民が集える居場所を作ろうと、季節ごとのイベント企画を始めました。

明るい催しで住民に笑顔をと、この日はサンタクロースが登場し、プレゼントを手渡します。

参加者「地震でけがをして入院した。ちょうどきのう帰ってきた。運が良くここに鉢合わせさせていただいて、みんなのおかげで頑張っていきたいと思う」

元日の地震に9月の豪雨と、ことしは度重なる災害が住民たちを苦しめました。

深見地区にいた参加者「地区の避難所、この地区の小学校の体育館。金沢の1.5次避難所、2次避難。4月の5日にここの仮設に入って。転々とした一年で、早くこの年が終わって、来年こそはいい年になればいいなと思っています」「来年は何もなくて、平和な年になってほしい」

来年は明るい一年が来ることを願って。

笑hahaとうげ組・柴田寿美香さん「私たちの住みよい町づくり。道下地区の再生なんですかね。未来がどんなふうになっていくかを考えて、みんなで楽しく話し合っていきたいと思う」「また皆さんの明るい笑顔が見られるように、お茶会これからも続けていきたいと思います。ありがとうございました」