韓国の尹錫悦大統領による非常戒厳宣言をめぐって内乱の疑いで、新たに警察庁長官らが拘束されました。
尹大統領が44年ぶりに出した非常戒厳宣言をめぐっては、検察がきのう、内乱などの疑いで金龍顕前国防相を逮捕するなど捜査が進んでいます。
警察の特別捜査団はきょう、当時、国会の出入りを規制するよう指示したとする内乱の疑いで、韓国警察庁の趙志浩長官らを拘束しました。
韓国の憲法では、現職の大統領は刑事訴追を受けないと定められていますが、内乱罪は例外となっていて、関係者への強制捜査が進む中、尹大統領に対する捜査の行方に大きな関心が集まっています。
韓国の聯合ニュースは「韓国史上初めて、現職の大統領が拘束される可能性も次第に現実化している」との見方を報じています。
また、最大野党「共に民主党」はきょう、尹大統領への弾劾訴追案を再び国会に提出することにしていて、14日に採決が行われる見通しです。
一方、北朝鮮メディアは、韓国の非常戒厳宣言に伴う混乱について、きょう初めて報道しました。尹氏が「かいらい韓国の地を阿鼻叫喚にした」などと伝えています。
注目の記事
東日本大震災の2日前にM7.3の地震「その時に呼びかけていれば...」反省踏まえ運用スタート『北海道・三陸沖後発地震注意情報』 私たちは何をすべき?【災害担当記者が解説】

【震度6強の地震】初の「後発地震注意情報」を発表 「最悪のケースは3.11」 今後1週間をどう備える?【news23】

夢のマイホーム建たぬまま...住宅メーカーが"突然破産" 残ったのは2000万円超のローン返済「生活が成り立たない。想像を絶するつらさ」

防災グッズ、ガソリン、連絡手段…「1週間の防災対応」でやるべき備え 初の「後発地震注意情報」発表、去年の「南海トラフ臨時情報」から学ぶ対応

災害用の備蓄品「何日分必要か」実例を紹介 4人家族「飲み水だけで84リットル」他に何が必要か

「下着が触れるだけでびりびり」帯状疱疹の恐怖 65歳以上に予防接種開始される どんな人が対象なのか?その費用は…?









