岡山県笠岡市が示した財政健全化プランの素案で、補助金が廃止されることを示された笠岡市社会福祉協議会が、補助金継続などを求める要望書を提出しました。

市役所を訪れた笠岡市社会福祉協議会の浜田仁海会長が栗尾市長に要望書を手渡しました。

笠岡市は、今後10年で約100億円の財政赤字が見込まれると公表し、協議会への補助金廃止などを含む、財政健全化プランの素案を発表しています。協議会は住民への福祉向上のため補助金継続などを求めています。

(笠岡市社会福祉協議会 浜田仁海会長)
「職員が頑張ってくれているのですけど、補助金がないと維持していくのも大変になる」

(栗尾典子笠岡市長)
「市民の基本的な生活、障害者も含め市民全員が安心安全に暮らせる、そこの部分は確実に守りたいと思っています」

栗尾市長は、限られた予算の中での福祉継続のため、検討を重ねたいとしています。