最大9連休が見込めるこの年末年始は、多くの人や物の移動が予想されます。これを前に、八戸港でフェリーの安全点検が行われました。
川崎近海汽船のフェリー「シルバーブリーズ」での安全点検は、国交省東北運輸局青森運輸支局や、八戸海上保安部などの関係機関が合同で実施しました。
この年末年始は2019年から20年以来、5年ぶり、コロナ禍以降では初めて「最大9連休」が見込まれています。そのため帰省や旅行客だけでなく、物資の運搬量も増加が予想されています。
点検では8人の担当者が船内に立ち入り、消火設備が正しく使える状態にあるか、「緊急救命いかだ」や「救命胴衣」など乗客の安全確保対策が万全かを確認しました。
国交省東北運輸局青森運輸支局 清水和永 八戸海事事務所長
「きょうの点検の範囲の中では特段、異常はありませんでした。日頃から安全管理向上に努めていただき、お客様には安心して乗っていただけるように努めていただきたい」
青森運輸支局では2025年1月10日まで旅客事業者の点検を実施し、安全確保に努めるとしています。