人や物の移動が活発になる年末年始を前に、輸送機関の安全を確認です。
宮崎と神戸を結ぶ宮崎カーフェリーで、船の設備などを確認する立ち入り点検が行われました。

これは、宮崎運輸支局が県内の輸送機関を対象に毎年この時期に実施しているもので、10日は、宮崎と神戸を結ぶ宮崎カーフェリーの「フェリーたかちほ」で安全総点検が行われました。

点検では、宮崎運輸支局と宮崎海上保安部の職員が、緊急時に使用する救助艇やシューターと呼ばれる脱出装置が適切に設置されているかを確認。

そして、客室に救命胴衣や消火器などが備えられているかも確かめました。

(九州運輸局宮崎運送支局 小原 勝 次長)
「船内に限らず、陸上側での乗り降り、こういったところも含めて、安全安心な運航に努めていただければと思っている」

宮崎運輸支局では、来月10日までバスやトラックなど県内のほかの輸送機関でも立ち入り点検を実施することにしています。