今年のノーベル平和賞の授賞式は、日本時間の10日午後9時からノルウェーのオスロで行われます。受賞した日本被団協、日本原水爆被害者団体協議会の代表理事で仙台在住の被爆者・木村緋紗子さんは9日、授賞式会場を訪れ、「世界の人たちに平和を訴えるスタート地点にしたい」と語りました。
木村さん、オスロに到着
日本原水爆被害者団体協議会代表理事 木村緋紗子さん:
「2人で散歩しました。そうすると、仙台と同じくらいの気温だと思った。仙台も寒いですから」

息子の仁紀さんと一緒にオスロを散策する木村緋紗子さん。
木村緋紗子さん:
「こんなところもあったんだ。世界は平和なところもあるんですね」
現地、オスロでも街にはクリスマスムードが漂っています。

木村緋紗子さん:
「ここだけが平和で、世界で(戦争で)苦しんでいる子供たちのことを考えると、もっともっと頑張らなくてはと思う。苦しくなる」