きのう(9日)は岡山県真庭市で、雪道で観光バスが横転する事故がありました。
雪道での事故は、私たちにとって他人事ではありません。命を守るため、事故を起こさないためにはどんなことに気をつければいいのでしょうか?日本自動車連盟=JAFで聞きました。

岡山県内ではこの冬、きのう(9日)までに積雪や路面の凍結を原因とする事故がすでに4件発生しています。事故を起こさないためにはどんなことに気をつければいいのでしょうか。JAFの担当者・建部さんに聞きました。
「一見濡れているように見えても、実は凍っていることも…」
(JAF岡山支部 建部拓さん)
「まず車の準備ですね。きちんとスタッドレスタイヤであるとか、冬用の準備をした上で、寒冷地に出向いていただく」
命を守るために必須なのがスタッドレスタイヤを装着させるなど、タイヤの準備をすることです。

JAFのテストです。スタッドレスタイヤを装着した車とノーマルタイヤの車とでブレーキをかけてからストップするまでの距離を比べました。スタッドレスの方がブレーキがききやすいことが、テストからも分かります【画像①】。

建部さんはタイヤの準備をした上でドライバーには気持ちの面でも備えてほしいと話します。
(JAF岡山支部 建部拓さん)
「一見濡れているように見えても、実は凍っていることもあります。特に橋の上とか、トンネルの出口とか、吹きさらしになっている場所は」

「ですので凍っているかもしれないと思ったら、スピードを落とす、車間距離をとる、急ブレーキ、急ハンドル、急加速しないことですね」
