寒さが本格化する中で増えるのが積雪や路面の凍結による事故です。事故を未然に防ぎ、雪で動けなくなった車にも対処できるよう、静岡県御殿場市で12月9日、訓練が行われました。

9日は道路を管理する沼津河川国道事務所や除雪事業者など約40人が出席して、出陣式が行われました。冬場は、県内でも雨で濡れた地面が凍りスリップ事故などが発生するため、除雪作業や凍結防止剤をまくなどの対策が取れられます。

<東部総局 竹川知佳記者>
「いま、雪で動けなくなった想定の車をロープで牽引しています」

出陣式の後には、ロープや脱出マットを使った訓練を行い、融雪剤のまき方を学びました。

沼津河川国道事務所の村山貴紀課長は「雪が降ったら外出を抑制する、出控えをするだとか、冬装備を携行するといった形でご協力いただければ」と一般ドライバーに呼びかけました。

気温が下がる明け方や夜の時間帯、雨の予報の日には、道路の凍結に特に注意が必要です。