メジャーリーグで活躍する大谷翔平選手のユニフォームなどの偽物を販売・所持した疑いで、大阪市のアルバイト従業員が書類送検されたことが明らかになりました。

背番号17、大谷選手のドジャースをはじめメジャーリーグの球団のユニフォーム。その数なんと1191着、すべて偽物です。

商標法違反の疑いで書類送検されたのは、大阪市の男性アルバイト従業員(71)です。アルバイト従業員は、今年3月ごろから5月ごろまでの間、大谷選手の偽のユニフォーム3着を、福島県の浜通りに住む30代女性など3人に、合計1万8500円でネット販売した疑いが持たれています。

警察の調べで、アルバイト従業員の自宅からは他にも偽のユニフォーム1188点が見つかり、押収されました。アルバイト従業員は「生活費の足しにしたかった」と話し、容疑を認めているということです。

警察によりますと、去年11月から半年間で約1000点の偽のユニフォームなどを販売し、約800万円の売り上げを得ているとみられています。