四方に1つずつ、赤か黄色の信号がある「一灯点滅式信号機」。全国的に撤去が相次いでいます。なぜその数を減らしているのか?そこにはある事情がありました。
井上和樹アナウンサー「JR相馬駅から200メートルほど離れた場所にある十字路交差点です。こちらには「一灯点滅式信号機」が設置されていますが、電柱の下の方には『撤去を検討』という看板が立てかけられています」

道が狭く、通常の信号機を設置できない交差点を中心に普及してきた「一灯点滅式信号機」。相馬市の交差点でも長く稼働してきましたが、来年には撤去される方針が決まりました。
相馬警察署・齋藤隆幸交通課長「(一灯点滅式信号機は)構造上1本のアームで支えられていることから、倒壊の恐れがある。一時停止標識などの安全対策で、代替が可能なものについては廃止や撤去を進めている」