プロ野球では生半可な勝負心では勝てない

楽天 三木監督:
強くなるためには、やっぱり過酷な努力・練習っていうのも一つ大事になる。
もしかしたらこれ、間違っていると思いますけど、「なんだこの練習」っていうのをが、むしゃらに歯を食いしばってやるというのも、自分の”勲章”じゃないですけど「これだけやったんだから」と最後もうひと踏ん張りできる一助になるんじゃないかなと思ったら、それが案外「非効率」じゃないんじゃないかなと思う部分が、僕はあったりするので。
プロ野球という、野球最高峰のレベルの、質の高い真剣勝負の時にやっぱり生半可な勝負心では勝てないと思うから。そのために鍛錬という、心身共に強くしていくというのは必要かなと思います。ので、そういう言葉になるのかな。

話をする中で、三木監督がこうこぼしました。

楽天 三木監督:
そうね…「強さが大事だよ」って言ってるのって、自分が弱いのかもしれないね。
なんか人間って、楽したり、勝負して負けるのが怖くなって臆病になったり、自分に立ち向かえないで負けてしまう、心が折れてしまうことって、いっぱいあると思うんだけども、その時にやっぱり「強さ」でカバーできるものがあれば、何か新しい視界が見えてとか、景色が見えるんじゃないかって。
自分自身の経験がそうなのかもしれないですね、話していたらそう思いました。
そういうことを選手に求めてるよっていうことを、メッセージとして自分自身にも言い聞かせてるのかもしれないですね。

【tbcテレビ ヒーローインタビューより】