ウクライナのゼレンスキー大統領はロシアによる侵攻でのウクライナ兵の死者が4万3000人にのぼるとし、国際社会に対してさらなる支援を求めました。

ゼレンスキー大統領は8日、SNSへの投稿でおととし2月のロシアによる軍事侵攻開始以降、戦場で死亡した兵士は4万3000人にのぼると明らかにしました。

負傷者に対して行った医療支援は37万件で、負傷者のおよそ半数がその後、戦場に戻ったとしています。

一方で、ロシア兵については19万8000人が死亡、55万人以上が負傷したと主張。今年9月以降では、ロシア軍はウクライナ軍の5倍から6倍の兵士を失っているとしています。

そのうえで、プーチン大統領を止められるのは「平和のリーダーになれる世界の指導者たちの力だ」などとし、アメリカを始めとする国際社会に支援を求めました。