原発事故での避難先から戻り福島県浪江町で今年、制作を再開した大堀相馬焼の窯元が、帰還後初めての企画展を7日から開いています。

企画展を開いたのは、原発事故で避難した浪江町の大堀相馬焼の20数軒の窯元のうち、唯一今年13年ぶりに帰還した「陶吉郎窯」です。
企画展では、伝統技法に現代アートを組み合わせたおよそ400点の作品が並べられ、訪れた人たちが見入っていました。

【大堀相馬焼 陶吉郎窯 近藤学さん】「大堀地区全体や大堀相馬焼の未来を照らす明かりという思いで今回企画展を開催した」

この「大堀帰還展 希望の灯火」は12月11日まで開かれています。